この記事では「Amazonスマートプラグ」について紹介します。
離れたところにある扇風機やライトの電源つけたり消したりするのって「ちょっと面倒だな……」と感じることはありませんか?リモコンつきの家電なら「ピッ」ですみますが、なければ動かなければいけませんよね。
そんな悩みを解決してくれるのが「スマートプラグ」です。スマートプラグを使えば、リモコンがない家電でもスマホやAlexa対応のスマートスピーカーで操作できるようになります。
- スマートプラグの特徴と使い方
- Amazonスマートプラグとサーキュレーターのつなげ方
- Amazonスマートプラグがおすすめの人は?
じっとしたまま家電を動かせるのは便利ですよ~
スマートプラグは「電源オンオフ」をコントロールできる
スマートプラグの使い方はシンプルです。コンセントと使いたい家電プラグの間にスマートプラグをはさむだけ、スマートプラグをかませればOKです。
これによってAmazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」から家電を操作できるようになります。
スマートプラグのできることは「電源のオンオフ」
スマートプラグからできる操作は、「電源のオンオフ」です。コンセントと家電の間にスマートプラグをはさむことによって、通電をコントロールします。
スマートプラグでできること
- ライトをつける
- ライトを消す
- 扇風機をつける
- 扇風機を消す
のような操作が可能です。スマートプラグがわたしたちの代わりに、コンセントから家電プラグを抜き差ししてくれているようなイメージですね。
扇風機や間接照明など、コンセントにプラグを突っ込むだけで動く家電はスマートプラグ向きだと思います。
スマートプラグが使えない家電は?
逆にいうと、コンセントからのプラグ抜き差しだけで動かない家電はスマートプラグで操作できません。
スマートプラグに対応していない家電の特徴
- コンセントを入れただけでは動かない
- 家電本体に電源ボタンがついている
- 付属のリモコンに電源ボタンがついている
- 火災などの危険性がある(電気ストーブ・ヒーター・ヘアアイロンなど)
スマートプラグから操作可能なのは「電源のオンオフ」だけなので、家電本体やリモコンの「電源ボタン」を押さないと動かないタイプの家電は、スマートプラグを使ってもうんともすんとも動きません……。
また火災などの危険性がある家電は、電気用品安全法で遠隔操作が禁止されています。たとえば、電気ストーブやヒーター、こたつ、ヘアアイロン、コーヒーメーカーなどはNGです。
コーヒーメーカーとつなげたいと思っていたけど、ダメみたいだね
スマートプラグにおすすめの家電
スマートリモコンと相性がいいのは、リモコンがついておらず・プラグをコンセントに差しただけで動くような家電たちです。おすすめは……
スマートプラグにおすすめの家電
- 扇風機
- 照明
- サーキュレーター
などでしょうか。「リモコンのないレトロ家電もAlexaで操作したい!」そんなとき、スマートプラグが活躍するはずです。
リモコンつきの家電の場合は、「スマートリモコン」を使えば操作できるようになりますよ。「進化したリモコン『Nature Remo 3』が便利すぎる!4つの特徴とできること」にまとめていますので、気になる方は読んでみてください。
\いつもの家電がスマートに生まれ変わる/
Amazonスマートプラグを「サーキュレーター」につなげてみた
じつはこのスマートプラグ、Echo Show 10を買うときに何となく一緒にポチってしまったんですよね。
その結果、購入してから「さてさて、活用できそうな家電は……」と探すことに。白羽の矢が立ったのは、洗濯物を部屋干しするときによく使う「サーキュレーター」でした。
Amazonスマートプラグの特徴と合わせて、ざっくり紹介します。
Amazonスマートプラグの特徴
スマートプラグの側面には電源ボタンがついています。Alexaから操作するだけでなく、ボタンを使って手動でも「電源のオンオフ」が切り替えられるようになっているようです。
プラグの差し込み口の横にある小さい丸はLEDライトですね。
LEDライトが消えているときは電源オフ、LEDライトが「青色」のときは電源オンの状態です。切り替わるときに、スマートプラグから「カチカチッ」と音がしましたよ。
すこし気になったのは、Amazonスマートプラグの大きさです。コンセントに差してみると結構大ぶりで、隣の穴まで覆ってしまいそうなサイズ感でした。
スマートプラグに電源を入れると、Alexaアプリで自動的にセットアップがはじまります。スマートプラグの裏側に「QRコード」があるので読み込むと、スマートプラグがAlexaアプリに追加されました。
すでにAlexaアプリを使っているなら、セットアップは簡単ですよ
サーキュレーターとつなげる方法
まずはスマートプラグをコンセントに差します。
スマートプラグにつなげたい家電のプラグ(今回はサーキュレーター)を差します。コンセントと家電プラグの間にスマートプラグをかませる形ですね。
Alexaアプリに「1番目のプラグ」または「スマートプラグ」で登録されているはずですので、あとはAlexaに話しけるだけでOKです。「アレクサ、サーキュレーターつけて!」で動き出しますよ。
実際に操作している様子を動画にとってみましたので、よかったら見てくださいね。はじめはスマホのAlexaアプリで操作、つぎは声だけで操作しています。
サーキュレーターから離れていても、Alexaに話しかけるだけでいいので便利です。
スマートプラグは使える家電が限られますが、わたしのようなソファから動きたくない腰重なひとにはいいかもしれません。個人的にはロボットの実験をしているみたいで楽しかったですね。Amazonの純正品だからでしょう。スマートスピーカー(Amazon Echoシリーズ)との相性もいいようで、すぐに反応してくれました。
ちなみに、今回つなげたサーキュレーターはアイリスオーヤマ
スマートプラグを使うと、毎日ちょっとした時短ができます
レトロ家電もAlexaで操作できる!
Amazonスマートプラグは「Alexaユーザー」におすすめ
Amazonスマートプラグは、Alexaのためのアイテムです。つまりGoogleHomeやSiriなど、他の音声アシスタントでは操作ができません。Alexa専用のスマートプラグなのですね。
GoogleHomeなどを使っているひとには向いていませんが、すでにスマートスピーカーのAmazon EchoやAlexaアプリを使っているなら、Amazonスマートプラグは便利です。Alexaアプリが自動的にスマートプラグを検出して進めてくれるので、設定も簡単!
とくにスマートスピーカーを持っているひとに、Amazonスマートプラグがおすすめです。
スマートスピーカーのEcho Showシリーズについては「Echo Showシリーズ3機種の違いを徹底比較!|3つのポイントで選ぶ」にまとめていますので、良かったら読んでみてください。
Alexaアプリ
Alexaでいろいろな家電を操作!今より快適な暮らしが近づく
今回はAmazonスマートプラグを紹介しました。「電源のオンオフ」って地味にめんどうな作業だと思うんです。それをAlexaが代わりにしてくれるのは「なくても困らないけれど、あると便利」ないい機能だなと感じます。
Amazonスマートプラグまとめ
- 家電の「電源オンオフ」をコントロールできる
- リモコンのある家電には使えない
- Alexaとの相性はバツグン
- GoogleHome・Siriなどでは使えない
正直な感想を言えば、あまり万人向けのアイテムではないと思います。リモコンのない家電自体も多くないですし、絶対に必要なものでもないからですね……。
ただ「Alexaを使っていろいろな家電をコントロールしたい!」と考えているひとには、ぴったりの商品ではないでしょうか。リモコンさえついていない手持ちの家電が、スマートプラグで見事に生まれ変わる達成感を味わえます。
コンセントからプラグを抜く手間がなくなる!
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